カバン。これこそこだわり出したらキリがない。っていうのも前に誰かが書いてたと思う。
2003年の11月までは、旅行とか学会出張とか言ったら、学部の時に買ったナイロン製の「機内持ち込み可」なカバンだった。Cosby製。ノルウェー留学にも持って行ったし、帰ってくる時の5週間のヨーロッパ旅行もそれ。以前所属してた研究室の合宿もそれだったんで、各国のワッペンが縫い付けられてる非常に歴史アリなカバンだ。これの写真がないのは残念。実物は実家にある。
で、D2の時になんだか学会ラッシュの時があって、その時もそれで乗り切ってたんだけど、どーも学会っぽくなさが際立ってきた感をさすがに感じてきて、D3の時の学会出張からなんとかしよう、と思って探し始めた。といってもあんまし本気でじゃなくて、なんかいいのないかなー程度だった。おそらくサムソナイトとかに落ち着くかな、とかいう感じで。
なんだけど、ある日いつもの床屋さんに行って、渡された雑誌(確かmonoだったと思う。サスガmono。)をパラパラとめくってて、はっとすごいイキオイで目を引くスーツケースがあった。全身金属。その人は職業カメラマン。10年ぐらい使ってるらしくて、それはそれはベコベコに傷ついてた。これがほんとに、それはそれは鳥肌立つぐらいかっこいいのである。どうやらそのカバンはRIMOWAというところのカバンだ、ということだけ情報を入手。
もちろん当時の本拠地、お台場の寮に戻ってさっそくRIMOWAを調べる。いやあぁあかっこいい。サイズも各種あるようだ。で、どこで扱ってるのかとかをネットで調べて価格を見て、驚いた。10万円(+o+)。いや、いいものが高いのはよくわかる。なんだけど、10万円って。
とか思いつつ、ネットで引っかかった新宿西口のお店へ翌日にはゴーである。とにかく実物を見なきゃなのである。そこは西口のヨドバシカメラ(だったかな?)とかスタバとかあるあたりにある、1階は何て事ない、アメヨコとかにありそうなぐらいぎゅうぎゅうにカバンが詰め込まれたカバン屋さん。店員さんに「RIMOWAって扱ってますか?」と聞くと、ニヤリとして(いや、したかどうかは覚えてない)「どうぞこちらへ」といって店を出て、裏手にあるドアを開けるといきなり階段になってるところを通された。ちょっと不安。階段を上がると、1階の混み具合とはうってかわってRIMOWA、ゼロハリの金属モノのカバンがゆったりとズラリと並んでいる。いやああああぁああ壮観。絶景。
というわけで、はじから見ていって、盛り上がる。お、このサイズいいね。でも10万円。うーーーーーーーーーーんんんんんん、どおおおおしよおおおおおかなあああああぁああああああとか見ていると、店員さんがいろいろ語ってくれ出した。熱い。実にいい。そしてもっとよかったのは「うちは正規代理店なので、Webとかには正価しか書けないんですけど、20%OFFでやってます」とのこと。2割も!つまり8万円!うおおお、それでも高いけど安い!と思った瞬間に追い打ちをかけるように「このサイズで、こっちは取っ手の部分の型が古いんですよ。あっちのは新しいので出たばっかり。古い型の方は25%OFFですね」とのこと。
もうこれは神が「買え!」と言ってるとしか思えない。一瞬研究費でいけないか?とか思ったけど、いけるわけは全くないのでそんな案は却下。却下したが最後、「買わない」という選択肢は既に頭の中にはなく、金75000円ナリでイキヲイあまって購入。もちろんそのビッグなしわよせは後で襲いかかってくる事になるけど、そんなダメージには負けねい。「新しいRIMOWAはあんまし持っててかっこよくないですから、しっかりつかいこんでください」との店員さんのやさしい言葉。
というわけで、長くなったけどこれ↓がそのRIMOWA。

買って以来、旅行の時の人のカバンがやけに目につくようになった。こうして見るとけっこーRIMOWAな人は多い。しかもかなりいろんな種類があることがわかった。
中はごくごくシンプル。「1グラムでも軽く」というごく単純な哲学に基づいて作られてるところがまたいい。ほんとに軽い。

普段はこんな↓感じで、おしゃれなテーブルとして大活躍。

部屋にテーブルがほしいなーと思ってそれもかなり探してたんだけど、なるべくこっちで家具を買うのは避けたいなあと思ってた時にはたとRIMOWAが目について、これだ!ってことでこうなった。
この金属感(って金属だけど)たまらないです。だんだんキズとかヘコミが増えてきた。いい感じのシールも貼られてきた。チャリ旅行とかバックパックでの旅行は引き続きやってるけど、そろそろきちんとした格好での旅も増えつつある。きちんとしてる中でも、ちょっと「旅してまっせ」感があふれる逸品。もう出かけるのが楽しくて楽しくて。
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